↑その①はこちら
前回のあらすじ
先輩に連れられて人生初めての「おっぱぶ」に入店
しかしそこは普通のおっぱぶとは何かが ”ちがう”
違和感の正体に気がついた頃には
僕の姿はすでに
・
・・
・・・
白鳥のバレリーナになっていた。
・・・これ、あらすじになってるかなぁ
狂気の宴の始まり
男性陣のお色直しが終わった所で
何やら「結果発表」が行われていました。
どうやら着替えた衣装の中に「当たりの衣装」が入っており
それに着替えていた人にはなんとご褒美がもらえるとのこと。
僕は白鳥のバレリーナ姿のまま、期待に胸を躍らせていたが
残念ながら当たりは「白衣のお医者さん」だった模様。
てかめっちゃまともな衣装もあるやん。
次来たときは絶対それを選ぼう、僕はそう固く決意する。
なぜなら人間は過去から学び、成長する生き物なのだ。(名言)
場内アナウンスでは
「お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか〜?どなたかお医者様は〜」
何かのプレイはもう始まっているようだ。
ふむ、どうやら
【胸の上にゼリーをこぼしてしまって苦しそうにしている女性をお医者様が助ける】
というシュチュエーションのようですね。
これ考えたやつ最高にアホですね(褒め言葉)
さてこの機器的状況を助けてくれるお医者様はどなたかな・・・
・・・先輩だった、しかもクソ真面目な。
僕はとてつもない不安に駆られた。
先輩は普段から真面目で良い人だから、こんな所に進んでくるような人じゃない。
おそらく僕と一緒で二次会を断りきれずにここにいるのだ。
そんな先輩が大勢の前でこんな役回りをさせられるなんて羨ましいひどい、ひどすぎるよ。
変わってあげられるなら変わってあげたい(マジで)
僕は先輩がせめて会場の空気を悪くしないようにと切に願った。
しかし僕のこの思いは大きく裏切られることになった。
先輩「大丈夫ですか?!」ダッシュで女性に駆け寄る
女性「胸にゼリーをこぼしてしまって苦しいの、助けて・・・」
先輩「それは大変だ!すぐに治療を開始しないと!」
・・・あ、あれ?
そして先輩はコチラをおもむろに振り向き
「いただきます。」メガネ クイっ
あ、コイツ遊び慣れてるわ
よく考えれば、我先に着替えてたの先輩だったし
いや、よく見れば白衣の下、パンツ一枚だし。
僕はコイツの何を心配していたのだろうか。
そんな僕の思いをよそに
その後の先輩は「劇場版エヴァンゲリオン量産型」が如くゼリーに貪り尽くしていました。
つづく